シャント部分の静脈は動脈とつながっている分、普通の静脈と違い大量の血液が勢いよく流れています。ここに針を刺して1分間に150~250mlの血液を透析機械へと導きます。シャント管理のポイントは閉塞・感染・出血の3つを防ぐことです。
日常の注意としては
- 血液の流れを確認する
- シャント側の腕に腕時計など圧迫するものをつけない
- シャント側の腕で血圧測定・採血・腕枕をしない。重いものを持たない。
- 血管を発達させるために適度な運動をする
- 透析日は入浴しない
- 手指・爪を清潔にしておく
- シャント部分が赤く腫れていないか、熱や痛みはないか確認する。
- シャント部分が赤く腫れていないか、熱や痛みはないか確認する。
等です。日頃から注意深く自分のシャントの状態を観察し、理解しておきましょう。正常な状態を理解しておくことで異常に気づくことができます。
過度な除水により血管にも負担がかかります。水分・食事管理にも注意しましょう。